博多名物「もつ鍋」や明太子でおなじみの「博多もつ鍋やまや」。
全国に複数の店舗を展開し本場・九州の味を気軽に楽しめるこの人気店のメニューは、昼夜を問わず多くのファンを惹きつけていて、ランチではコスパの良さが話題になり、夜メニューではこだわりのスープと豊富な料理、充実のコースが魅力。
この記事では、「博多もつ鍋やまや」のランチ・ディナーの内容や値段など、気になる情報を分かりやすく解説しますので、「やまや」のメニューが気になるという方は是非最後までご覧下さい。
「博多もつ鍋やまや」のランチメニューは?辛子明太子食べ放題って本当?
「博多もつ鍋やまや」のランチメニューで最大の特徴は、全品共通でご飯に加え卓上にある「辛子明太子」、「からし高菜」、「“うまだし”茶漬け用のお出汁」まで自由におかわりできる太っ腹なサービスです。
こちらがその気になるランチメニューのバリエーションの一例です。
- 熟成鶏の唐揚げめんたい風味定食
- 鉄板!じっくりたれ漬け豚しょうが焼き定食
- 長崎県産アジフライ定食
- こく旨さばの味噌煮定食
- やまや自慢のもつ鍋膳、他
今回はこの中から、「鶏の唐揚げめんたい風味定食」を実際に頂いた感想をレビューしていきたいと思います。
明太風味に味付けされた大振りの唐揚げはサクサクジューシーで何個でも頂きたくなる中毒性があり、焼きさばもしつこ過ぎずそれでいて満足感がある良い塩梅の脂の乗り具合で、ご飯が秒でなくなる美味しさでした。
やまや自社製造の「無着色辛子明太子」は、程よい辛さと粒立ちの良さが特徴なのですが、これがご飯と抜群に合うおかわり不可避の一品でご飯と明太子を何度も何度もおかわりしてしまい、流石「やまや」だけあって明太子目当てで通うファンが多いのも納得だと文字通り身をもって実感したものです。
ピリッとした刺激と柚子の香りが際立つだけでなくプチプチとした粒立ちが鮮度を感じさせ、「プリップリの明太子がお椀に詰まっていてとても幸せ」というレビュー通りの体験でした 。
この日は、ご飯を4杯分食べた後お出汁を注いで明太茶漬けに挑戦したわけですが、出汁が効いたうまだしがご飯と合わさり明太子の旨味がじんわり広がる瞬間に幸福感がじんわり、これによって胃も心も大満足です。

ご飯4杯て…スゴッ!!
あと、程よい辛さと発酵由来の旨味がご飯や唐揚げと相性抜群で、レビューでは「国産三池高菜を乳酸発酵させた深い旨味」と評されており、食感と風味のバランスが秀逸な「からし高菜」も良い脇役でした。
総合的に見て、「やまや」のランチはボリュームと楽しさのバランスが抜群で「博多もつ鍋やまや」の名に恥じない料理と共に、本格的な博多明太子を心ゆくまで味わえるのが魅力。
店を出る頃には次回は別メニューや「もつ鍋膳」に挑戦したくなる充実感、ランチにおける“選べる贅沢”を実感できる、まさに“博多の味と仕掛け”が凝縮された一時でした。
「やまや」の夜のディナーメニューはどんな内容?もつ鍋の値段や一品料理は?
夜に楽しむ「博多もつ鍋やまや」のメニューは、昼とは一味違う本格的なディナー体験。
まず、看板メニューである「博多もつ鍋」は2種類のスープから選べます。
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こく味噌味:数種類の味噌をブレンドし、ガーリックの風味とごま油が効いた濃厚なスープ。プリプリの国産牛小腸との相性は抜群で、思わずご飯が進む味わいです。
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あごだし醤油味:長崎産の焼きあご(トビウオ)を贅沢に使用した上品な出汁。あっさりとしながらもコクがあり、キャベツやニラなどの野菜の甘みが引き立ちます。
筆者は「こく味噌」を選びましたが、もつの脂がスープに溶け込み味噌のコクと絶妙に絡み合っていて最後まで飽きが来ない味で、一口食べて「これは他店とは違う」と感じました。
注文は二人前以上で追加の国産牛もつや野菜盛りなど具材単品注文ももちろん可能で、最後にはちゃんぽん麺か雑炊でしめられ、スープを余すところなく味わえるのも嬉しい点です。
一品料理も豊富で、博多ひとくち餃子や霜降り馬刺し、鶏の唐揚げ明太風味、だし巻き明太玉子焼き、ごまさば、とり皮串など九州各地の郷土料理が並びますが、中でも「とろ旨もつ焼き鉄板」はもつのぷりぷり感と甘じょっぱさがビールにもぴったりで外せません。
また、コース料理は「美味~びみ~」(写真左)と上位コースの「吟味~ぎんみ~」(写真右)の2種類が存在し、リーズナブルな価格で以下の充実内容を満喫できる物となっています。
- 博多前菜三種盛り
- 旬野菜の彩りサラダ
- もつ鍋(こく味噌またはあごだし醤油)
- ごまさば
- 鶏の唐揚げ明太風味
- いわし明太
- しめのちゃんぽん麺or雑炊
- デザート
- 博多ひとくち餃子
- やまや特製のとり皮
- お土産用明太子
※赤字は「吟味~ぎんみ~」のみ

「やまや」の明太子がお持ち帰りできるなんて嬉しいなぁ~!
このように、「やまや」のコースメニューはもつ鍋と一緒に九州の郷土料理や博多名物を一度に楽しめる構成なので、観光客や接待利用にもぴったりです。
更に、曜日限定で単品飲み放題プランも設定されており、軽く飲みに訪れるのにも好適で、条件として一品料理以上の注文が必要な場合がありますが気軽な利用が可能です 。
総じて、「博多もつ鍋やまや」のディナーメニューは、主役のもつ鍋だけでなく一品料理も充実し、コースでは辛子明太子のお土産付きでコスパよく満喫でき、しめまで含めた卓上体験は、博多を感じる“九州料理の夜”を堪能させてくれます。
次はどのスープを選ぶか迷いますね!
「やまや」のもつ鍋メニューの値段は?ランチとディナーで違う?
ここまで、「博多もつ鍋やまや」のメニューを紹介して参りましたが、何より気になるのはその値段ですよね。
ランチタイム限定の「やまや自慢のもつ鍋膳」の価格は約2,000〜2,400円(税込)ですが、店舗によって多少の差があり、例えば新横浜店では「もつ鍋膳」が2,400円(税込)と案内されています。
なお、唐揚げ定食など他のランチの価格帯は1,750円ほどで、値段だけ見ると決して安くはないと感じるかも知れませんが、辛子明太子・からし高菜・ご飯・うまだしが食べ放題ということを鑑みればむしろ大盤振る舞いが過ぎる(笑)くらいに感じます。
一方、ディナータイムはもつ鍋が一人前2,180円(税込)〜二人前以上での注文が基本でスープは「あごだし醤油」または「こく味噌」の2種から選択可能、注文した鍋に追加で具材単品注文もでき、その値段は以下の通りです。
- 国産牛もつ…1,380円
- 野菜盛り…500円
- 雑炊…480円
- ちゃんぽん麺…480円
そして、コース料理は上述の通り「美味~びみ~」が前菜三種・サラダ・いわし明太・唐揚げ明太風味・ごまさば・もつ鍋・しめの麺or雑炊・デザート(柚子シャーベット)という内容で4,000円(税込)、博多ひとくち餃子ととり皮、お土産用明太子がプラスされた上位コース・「吟味~ぎんみ~」は5,000円となっています。
これが高いと感じるか安いと感じるかは人それぞれだと思いますが、自分としては「やまや」の絶品明太子がテイクアウトできるというだけでもポイントは高く、5,000円の価値は十分にあると思いました。
それでは、ここまでの内容を表にまとめましたので比較してみましょう。
時間帯 | 価格帯(税込) | 補足 |
ランチ | 約2,000〜2,400円 | もつ鍋膳+明太子等食べ放題付き |
ディナー | 一人前2,180円~ | 2人前から/しめメニュー別料金 |
コース | 4,000円 | お土産用明太子付きコースは+1,000円 |
ランチだと卓上の明太子や高菜を好きなだけ楽しみつつ、約2,000円で本格もつ鍋膳も注文でき、一方ディナーは基本料金はランチより手頃ですが、具材追加やしめを含めると1人あたり2,600円前後に。

結論…ランチの方がコスパ高だが、ディナーも充実!!
「博多もつ鍋やまや」のメニューを賢く選んで、ランチと夜どちらも心ゆくまで味わいたいですね。
まとめ
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ランチは約2,000〜2,400円で、辛子明太子・高菜・ご飯が食べ放題
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ディナーのもつ鍋は一人前2,180円〜(2人前以上で注文)、しめや単品追加でアレンジ可能
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コースメニューは4,000円〜とコスパ良し、明太子のお土産付きプランもあり
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一品料理も豊富で、九州の味を存分に楽しめるラインナップ
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店舗により多少の値段差あり。利用シーンに合わせて選ぶのがおすすめ!
「博多もつ鍋やまや」は、ランチでお得に楽しむのも良し、ディナーで本格的に味わうのも良し博多の味を気軽に堪能できるお店です。
もつ鍋&明太子好きな方は是非一度訪れてみてはいかがでしょうか?
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
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